飼い犬の歴史と流行

犬は私たち人間と最も深くかかわっている動物です。
ともに働きともに生活して私たちの生活を助け、時には心を癒してくれます。
犬を飼う家庭に生まれた人は、犬とともに育ったという人も多いはずです。
多くの犬は飼い主と、親子のように、兄弟のように寄り添ってくれます。

しかし、犬の祖先はオオカミです。
姿かたちが似ているので容易に想像がつくことですが学術的にも犬の祖先がオオカミだということは確認されています。
実際、山に住む野生の犬はヤマイヌと呼ばれて非常に獰猛なものですがこれは小型のオオカミといってもいいような種類です。
現在私たちが日常で目にする飼い犬はイエイヌと呼ばれる種類の犬です。
イエイヌには、古くからいる品種と、人間に都合がいいように改良された品種がいます。
改良品種は、愛玩用と使役犬に分かれます。
人間が可愛がるために改良した品種と、牧羊犬や狩猟犬のように人間の仕事に都合がいいように作られた品種です。
現代では、狩猟用に改良された品種でも愛玩犬として飼われている犬がたくさんいます。

犬の品種は、用途以外にも大きさで分類することができます。
大型犬、中型犬、小型犬です。
日本は家屋が狭いため、愛玩犬としては大型犬よりも小型犬や中型犬を飼う傾向が強いのです。
一方で大型犬を飼うことは、海外でも日本でも一種のステイタスに近いものがあります。
近年は日本固有の品種が海外の愛犬家に人気があり、柴犬や秋田犬が海外に輸出されています。
海外からの観光客の中には、わざわざ日本犬を買うために来日してついでに観光という人もいるくらいです。